布団は外で干さなくてもいい
布団のお手入れというと「天日干し」を思い浮かべると思いますが、外に干すってなかなか大変ですよね。
天気や花粉も気になるし、干す場所もそんなにない。なにより布団を外まで持って行くのがめんどくさい。
そんな時、天日干しの代わりになってくれるのが布団乾燥機です。
ダニ対策や梅雨のカビ対策、寒い時期のふとん温めなど年中活躍してくれます。
というわけで今回は我が家で愛用中の、アイリスオーヤマ『布団乾燥機カラリエ』をレビュー。
- 布団乾燥機があると何がいいの?
- ツインノズルの使い勝手はどう?
- マットありとなしはどちらがいいの?
といったところをご紹介していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
布団がいつでもふかふかぬくぬく ツインノズルで2枚の布団があたため可能 洗った靴をその日に乾かせる コンパクトで収納スペースを取らない ダニ退治にも効果あり | 音は少しうるさい コードが収納しづらい 靴乾燥アタッチメントの隙間が狭い |
アイリスオーヤマ『布団乾燥機カラリエ』を買った理由
「寒い冬は布団乾燥機で布団をあたためてから寝る」というのが、小さい頃からわたしの家では習慣になっていまして。
今まではかなり年季の入った「マットあり」の布団乾燥機を使っていました。
ですが家族も増え、布団乾燥機が一台では足りないと感じることも多かったので、新しく買い足すことに。
調べてみるとアイリスオーヤマの「マットなし」タイプの評価が良い。
「マットが無くてもちゃんと温めてくれるの?」という疑問も感じながら、準備が楽そうなのが決め手となり購入することに。
あまり高価なのも嫌だなと思い、便利そうなツインノズルでベーシックなタイプを選んでみたのが昨年の冬の出来事です。
アイリスオーヤマ『布団乾燥機カラリエ』の外観と機能
というわけで新しく選んだのがこちらの布団乾燥機。
旧モデルの『カラリエ KFK-W1-WP』という機種になります。
現在はちょっとおしゃれになった『FK-W2-W』が新しく出ていますが、機能は似ているので参考になるはずです。
スペックは以下の通り。
製品名 | ふとん乾燥機カラリエ KFK-W1-WP |
サイズ(長×幅×高) | 19.5×16.8×36センチ |
重量 | 2.2kg |
ノズル長さ | 約70センチ(ノズル先端まで) |
電源コード長さ | 約1.9m |
消費電力 | 760w |
自動モード | 冬 / 夏(送風仕上げ) / あたため / ダニ |
タイマー | 15・30・45・60・75・90・120・180分 |
それでは外観をチェックしていきましょう。
まずは本体前面に並ぶスイッチ類。
複雑な操作が全くなく自動モードもあるので、説明書を見なくても操作できます。
残り時間も画面で確認できるので、使い勝手はとても良いです。
ノズルは縮めて裏面に引っ掛けられるので、収納時にはとてもコンパクトになります。
ノズル先端までの長さは約70センチ。
70センチというノズルの長さはやや短く、布団の下からだと胸元部分に届くくらいでしょうか。
横から伸ばせばより布団全体をカバーできるので、ダニ対策では横から使うのがおすすめですよ。
ノズルのツメは立てることができるので、布団を押し上げ、温風が遠くまで届けやすくなっています。
電源コードは本体に収納可能。使わない時もスッキリとした見た目で収納できます。
『カラリエ KFK-W1-WP』には付属品として「靴乾燥アタッチメント」が2つと、「アロマケース」が付いています。
布団乾燥だけではなく、靴の乾燥にも役立ってくれますよ。
アイリスオーヤマ『布団乾燥機カラリエ』を使った感想
ここからは実際に使ってきた感想を紹介します。
メリット | デメリット |
---|---|
布団がいつでもふかふかぬくぬく ツインノズルで2枚の布団があたため可能 洗った靴をその日に乾かせる コンパクトで収納スペースを取らない ダニ退治にも効果あり | 音は少しうるさい コードが収納しづらい 靴乾燥アタッチメントの隙間が狭い |
布団がいつでもふわふかでぬくぬく
布団乾燥機があることで、布団を天日干ししなくても年中快適な状態に保てます。
梅雨のジメジメが気になる時期には、しっかり乾燥させることでカビ対策にもなるんです。
冬の寝る前に使うと布団がぬくぬくになるので、布団に入った時のヒヤッとする嫌な感じもない。
そんな快適な睡眠環境を『布団乾燥機カラリエ』はつくってくれますよ。
ツインノズルで2枚の布団が同時に温められる
我が家では子供と布団を並べて寝ているのですが、みんなの布団を一気に温められるツインノズルはとても便利。
寝る前にスイッチを入れておけば、2つの布団が同じタイミングでぽかぽかなので、子供だけじゃなく親も暖かい布団で寝れます。
子供がいる家庭にはツインノズルが特におすすめですよ。
洗った靴をその日に乾かせる
子供が保育園に通い出してから、靴を洗濯する頻度が多いことに驚きます。
すぐに泥だらけになる外履きや、保育園で使う上履きを週一回は洗っているのではないでしょうか。
そんな時に、ツインノズルで靴乾燥アタッチメントの付いた『カラリエ KFK-W1-WP』がかなり活躍します。
2足同時に、しかも1時間程度で乾くので、「次の日に必要なのに」っていう状況でも焦ることありません。
コンパクトで収納スペースを取らない
今まで使っていた「マットあり」のタイプは、マットが嵩張って収納が大変でした。
その点『布団乾燥機カラリエ』はコンパクトで持ち運びもしやすく、収納場所に困りません。
棚の隙間にスッと入れられるサイズ感です。
布団乾燥機は使わない時間も多いので、収納で邪魔にならないのはとても助かります。
ダニ退治にも効果あり
調べてみると、ダニは50度以上の熱で20分以上加熱すると死滅するとのこと。
良いと言われる天日干しは、長時間干したり裏返す作業が必要だったりと意外に大変らしいですね。
上位モデルには劣りますが、『カラリエ KFK-W1-WP』はダニ対策にも十分効果があります。
もしもしっかりダニ対策したい場合は、上位モデルの『KFK-401』がおすすめ。
付属の「ターボモード + ダニ撃退ふとん乾燥袋」を使用すれば99%以上のダニを退治できるようです。
ダニが気になる人は上位モデルを選んでもいいかもしれませんね。
ダニは死骸でもアレルギーの原因にもなるため、乾燥後は布団クリーナーで死骸を除去してあげるのもお忘れなく。
我が家は掃除機で吸っていますが、アイリスオーヤマの布団クリーナーも安くて評価もいいので、合わせて検討してもいいかもですね。
音は少しうるさい
ここからは少し気になる点を。
静かな布団乾燥機なんてあるのか分からないですが、『カラリエ KFK-W1-WP』はそこそこ音は出ます。
小さい本体でがんばって動かしているようなそんな音です。
なので隣でテレビを見たりしていると、少しうるさく思うかもしれません。
ただドア一枚挟めばほとんど気にならなくなるので、よほど音に敏感でなければ問題ないはずです
コードが収納しづらい
本体横にはコードを収納する場所があるので、すっきりした状態で収納できるのはとてもいい。
ですが、毎回使うたびに収納しようと思うとなかなかめんどくさいんです。
コードの収納スペースが狭すぎてギチギチなんですよね。
なので普段我が家ではノズルにぐるぐる巻いた状態で収納しています。
ノズルの周りがいい感じに巻きやすくなっているので、頻繁に使う時はこの方が楽ちんです。
靴乾燥アタッチメントの隙間が狭い
ツインノズルだと靴を2足同時に乾かせるのがとても便利なのですが、付属のアタッチメントが靴にフィットしにくいんです。
というのも二股に分かれた部分の隙間が狭すぎて、靴の中まで入っていかない。
コンバースのように薄い靴なら問題ないですが、厚めのクッションがあると子供靴でも入りません。
なので毎回ずれないようにちょっと頑張ってセットしないといけないんです。
ただ乾燥はしっかりしてくれるので、なんとなく良さそうな場所に固定できれば問題なしですよ。
「マットなし」と「マットあり」どっちがいい?
我が家では「マットあり」のタイプと「マットなし」の両方あるので、両者の使用感を比較してみました。
どちらを買おうか悩んでいる人は参考にしてみてください。
早速ですが簡単にまとめてみると以下の通りです。
マットなし | マットあり | |
---|---|---|
使い勝手 | 準備片付けが簡単 | マットを広げるのが面倒 |
収納 | コンパクト | マットが嵩張る |
加熱範囲 | 布団の端まではいきわたらない | 布団の隅までぬくぬく |
ダニへの効果 | やや効果が薄い | 広範囲が加熱されてより効果あり |
向いている人 | 寒い冬は毎日使いたい 最低限温められれば良い | たまにしか使わない しっかりダニを退治したい |
『布団乾燥機カラリエ』のような「マットなし」は、使い勝手が良い代わりに加熱範囲が狭めです。
そのため毎日の使い勝手を重視して、寝る時に最低限あたたかくなっていたら良いという人におすすめです。
対して「マットあり」は、使い勝手よりも布団をしっかり温めたいという人におすすめ。
布団乾燥後すぐに布団に入ると、むしろ暑すぎるくらい加熱されています。
ダニがしっかり死滅するほど温まるので、普段使いよりもダニ退治に使いたい人は「マットあり」を選んでみてもいいでしょう。
アイリスオーヤマ『布団乾燥機カラリエ ツインノズル』はこんな人におすすめ
最後に『布団乾燥機カラリエ ツインノズル』がおすすめできる人をまとめてみました。
- 複数の布団を同時に温めたい
- 布団を外に干せない
- 靴の乾燥方法に悩んでいる
- 初めての布団乾燥機で何を買ったらいいか分からない
『カラリエ KFK-W1-WP』の良いところは、簡単な準備で布団が温められたり、靴乾燥に使える使い勝手の良さです。
特に子供を持つ家庭ではかなり役に立ってくれますよ。
アイリスオーヤマ『ふとん乾燥機カラリエ』のレビューまとめ
メリット | デメリット |
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布団がいつでもふかふかぬくぬく ツインノズルで2枚の布団があたため可能 洗った靴をその日に乾かせる コンパクトで収納スペースを取らない ダニ退治にも効果あり | 音は少しうるさい コードが収納しづらい 靴乾燥アタッチメントの隙間が狭い |
今回はアイリスオーヤマ『布団乾燥機カラリエ KFK-W1-WP』をご紹介しました。
寝る時には年中使う布団。
「もしかしてダニとかいるのかな?」「布団干したいけど難しい」と、手入れが難しい分どうしても気になることも出てきます。
アレルギー体質の人は特に心配ですよね。
そんな時に布団乾燥機は外に干したような効果があるので、なにも対策せずに寝る時よりも安心して寝ることができます。
布団もふかふかでぬくぬくになるので、寒い冬でも布団に入ると幸せな気持ちになれますよ。
布団への対策が出来ていない人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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