セラミックダイニングテーブル【moda en casa ピパテーブル】レビュー。よくあるデメリットにもお答えするよ

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ダイニングテーブルは値段も高いものが多いので、買ってから後悔したくないですよね。なかなか買い替えるものでもないので、できればお気に入りを選びたいもの。

そんなダイニングテーブルの中でもセラミックテーブルは、木材のテーブルと違って傷や汚れに強いなどのメリットも多い反面、価格も高めなので迷う方も多いのではないでしょうか。

今まで木材のテーブルを使用していた我が家も、新築を機にmoda en casaのセラミックテーブル「PIPA table(ピパテーブル)」を購入。

1年以上使ってきましたが、セラミックテーブルは子育て家庭にも嬉しいメリットが多く、価格は高いですがそれ以上の良さを感じています

というわけで今回は、ピパテーブルを使ってみての感想、一般的に言われているセラミックテーブルのデメリットは本当に気になるのかなどをご紹介します。

セラミックテーブルが気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事はこんな人にオススメ
  • おしゃれなセラミックダイニングテーブルが欲しい
  • セラミックの特徴、木材テーブルと何が違うのかが知りたい
  • セラミックのデメリットが知りたい
Contents

moda en casa(モーダ・エン・カーサ)について

出典:https://www.modaencasa.jp/

moda en casaはオリジナル家具をはじめ、デンマークブランドの家具・照明・ラグなどを扱うメーカーです。

2000年にデンマーク人オーナーが創業し、ヨーロッパ各地の最新トレンドと日本の生活文化をミックスさせた独自のモダンスタイルを提案しています。

PIPA table(ピパテーブル)を選んだ理由

テーブルの外観
セラミックの質感がとてもおしゃれです

ピパテーブルは天板にスペインLevantina社製の高級セラミック「TECHLAM(テクラム)」を使用したダイニングテーブル。

Levantina社の手がける独特な質感とカラーリングは世界中から高い評価を受けています。

TECHLAM(テクラム)とは、100%天然素材で、熱・傷・汚れ水に強く抗菌効果があり、テーブル天板にとても適した材料の一つです。

新築に導入するカーテンを検討している際、インテリアショップの商談テーブルに使われていたのを見て妻が一目惚れ。

価格を聞いてみると12万円くらい。椅子も含めると20万円近くに。

・・・いや、高いよ。

ダイニングテーブルの買い替えなんて微塵も考えていなかったこともあり、

「今使っているのもあるんだからそれでいいじゃん」

とその場はいったん保留に。

ただ当然ながら今まで使っていたテーブルよりも素敵レベルが段違いのため、私もちょっと欲しくなり始めました。

そこでイメージです。

綺麗な新居、そこにあるのは子供に傷つけられたボロボロのテーブル。。うん、なんか嫌だ。当然です。

引き続きイメージ。

こだわって選んだ壁紙、床。そんなリビングにマッチしそうなテーブル。。やべぇすごくイイ。

セラミックは傷にも強いって言うし、きっと一生モノのテーブルになるはずだ!

ということで、我が家のインテリアに仲間入りすることになりました。いいよね、新築なんだから。

ピパテーブルのレビュー

外観|160サイズ

テーブルの外観
新しいダイニングテーブルをお出迎え

サイズ展開は

  • 幅140センチ
  • 幅160センチ
  • 幅180センチ

の3種類。

奥行は80センチで、高さは72センチです。

来客時のことを考えて大きめがいいなと思っていましたが、間取りの関係上180は邪魔になりそうだったので160センチを選択しました。

ダイニングテーブルのサイズは悩みどころですが、大人数の来客なんて頻繁にあるものではないので、普段の生活、部屋の広さに合ったサイズ選択がいいと思います。

160センチのテーブルは椅子を2つ並べてちょうどいいサイズ感で、将来的には5~6人くらいでも使えそうです。

テーブルの色
一目惚れしたセラミックグレー

テーブル色は我が家が選んだ「グレー」の他に、清潔感のある「ホワイト」、黒に近い「スレート」がラインナップされています。

モルタルみたいな独特の模様の見えるセラミックグレーは、どんな食器を置いてもお店のような雰囲気を演出してくれます。

床とテーブル
グレーは床やクロスとも相性の良い色です

部屋に置いてみると木の床との相性とても良い。

無垢床モルタルクロスを採用している我が家にはピッタリでした。

天板を横から見た様子
天板の厚さは13mmくらいでとても薄いです

天板は10mmのガラスに3mmのセラミックが組み合わさっており、とてもスリムな仕上がりです。

強度も十分にあるので、体重15kgの子供がテーブルに上ってもたわむことはありませんでした。

木材のダイニングテーブルでこの薄さはなかなか見ないのではないでしょうか。

テーブルの脚

直径2.5センチ程のとてもスリムなメタル製の脚を2組使用することで天板を支えています。

脚の下には15センチ程の隙間も空いているため、掃除機ロボットの移動も邪魔しません

ピパテーブルのおすすめな点

可変式の脚でレイアウトが自由自在

天板を外した様子
とても重いですが天板が外れます

ピパテーブルは天板と脚が独立しているため、持ち上げるだけで天板が外れます。

そのため使用する人数や場所に合わせてレイアウトを自由に変更することが可能です。

L字に並んで座りたいときは外側にある脚を少し内側にスライドさせることで、足が窮屈にならずに座ることができます。

ただし天板がとても重いので、レイアウトの変更は二人以上で作業しましょう

天板は取り外しができますが、移動を特に行わなければ時間と共に天板と脚がややくっついた感じになってきます。

そのため普段使用しているときに急にずれたりすることは全くありません。

アツアツの料理皿が直置きできる

セラミックの耐熱温度は1200℃と言われており、天板は鍋敷きいらずです。

木のテーブルだと「焦げて黒くなってしまった!」なんてことがあるかもしれませんが、セラミックはそんな心配はありません。

冬時期の鍋やアツアツのグラタン皿をそのままテーブルの上に置くことができるので、鍋敷きや受け皿を準備する必要が無く、洗い物も減らせるのも良いところです。

傷が付きにくい

セラミックは木のテーブルに比べてとても傷に強いので、食器をガチャガチャしがちな小さい子どものいる家庭にもおすすめです。

木材テーブルの傷
分かりづらいですが子どもと戦った古傷多数です

以前使用していた木のダイニングテーブルは、子供にフォークを突き立てられ凹んだりと傷だらけに。

セラミックになってからも子どもたちの攻撃は続いていますが、ダメージを全く表に出さないので新品と言われても分からないほどです。

木のテーブルの時は子供に注意しまくりでしたが、傷が付かないと分かり心の余裕ができたためか、笑って許せるようになりました。

日々のイライラ要素を減らすって大事ですね。

T字の脚が足置きにちょうどいい

足置きの様子
気が付けば足を乗せているほどちょうどいい

ピパテーブルの独特な脚の形が少し邪魔にならないかなと気にしていましたが、この高さにある棒が足置きにとてもちょうどいい。

細いので足の裏のマッサージにも使えます。

足置きに使うなんて全く想定していませんでしたが、地べたに足を置いておくのが落ち着かない人にとってはありがたい仕様でした。

ピパテーブルのイマイチな点

テーブルの移動が大変

テーブルを持ち運ぶ時って大体みんな天板を持ち上げますよね?

しかしピパテーブルの脚はスライド可能なので、テーブルを移動したいと思い天板を持つと脚が置き去りになります

安全に移動しようとするとテーブルを持つ人2名に加えて、脚を動かすためにもう1名欲しいです。

部屋の中を大幅に模様替えする時くらいしかダイニングテーブルを移動することは無いと思いますが、頻繁に動かしたい方は注意が必要です。

天板と脚の隙間に汚れが溜まる

隙間の汚れ
微妙なすきまに汚れが溜まります

ピパテーブルは可変式のため、脚が天板からはみ出るデザインです。

そこにできる微妙な隙間に埃や食べカスが溜まってしまいます。しかも隙間が狭いので掃除がしづらい。

ただ天板を持ち上げれば掃除できますので、二人で協力して掃除しましょう。

セラミックテーブルのよくあるデメリットについて

ダイニングテーブルは高い買い物ですので、買ってから後悔はしたくないですよね。

セラミックテーブルには良い点もたくさんありますが、ネットで調べてみると後悔しやすいポイントもいくつか挙げられています。

ここではそんな後悔ポイントについて、実際はどうなの?というところにお答えしたいと思います。

テーブルは重たい?

めちゃくちゃ重たいです。

先述のとおり、一人ではまず持てませんので移動させようと思うと一苦労です。

ただ移動しなければ重さを気にするタイミングはありませんし、人数と時間を掛ければ移動できますので、よほどの頻度で動かす予定がある人以外は気にしなくてもいいのではないでしょうか。

表面がザラザラで物書きしづらい?

セラミックの性質上、天板の表面がザラザラしており物書きがしづらいという意見があります。

実際によくあるコピー用紙1枚に文字を書いてみました。

文字を書いた様子
紙一枚に文字を書いてもガタガタになりませんでした

ピパテーブルの表面はつるっつるではないですが、ザラザラというほどではありません。例えて言うと表面が割ときれいな石みたいな手触りです。

他のセラミックテーブルは分かりませんが、文字がガタガタになることも無く、書きづらいとは全く感じませんでした。

食器を置くとき、引きずるときに音が鳴る?

少し強めに食器を置くと「カンッ」というそこそこ大きな音が出ます

ガラステーブルに食器を置く感じに近いかもしれません。

木のテーブルに比べて反発が強く、「食器側が割れそう」と思うこともあるので、食器の取り扱いには少し慎重になります。

また木材のテーブルほど天板がつるつるではないので、食器を引きずると「ザザー」と音もなります。

ただ引きずる音は大きすぎるわけではないので、そこまで気にならないと思います。

テーブルは欠けやすい?

テーブルの角
かなり強く物をぶつければ欠けるかも

テーブル自体が割れたり、角が欠けやすいという意見もあります。

我が家では子どもがおもちゃをぶつけたり、フォークを叩きつけたりとやや粗い使い方をしていますが、今のところ割れても欠けても無いです。

強く物をぶつけると欠けてしまうかもしれませんが、試す勇気もない(というかやめて)ので経過を見ていこうと思います。

moda en casaの椅子【SOLO chair(ソロチェア】もおしゃれ

ソロチェア
左:グレー 右:タン

テーブルを買うからにはそれに合った椅子も欲しい。

というわけで椅子も買っちゃったわけです。椅子もとてもオシャレ。

カラー展開は「ヴィンテージグレー」「ヴィンテージタン」の2色。

2色揃えるとテーブルとのバランスも良いです。

椅子のアップ画像
ザラザラとツルツル。二色で質感が違います

面白いのが色によって質感が違うこと。

グレーはややザラザラとしてヴィンテージな雰囲気を感じられるのに対し、タンはつるっとした質感で触るとモチモチして気持ちがいい。

革の質感ながらどちらも合皮張りなので水拭きが可能です。

子供がご飯をこぼしても拭けば大丈夫という安心感があります。

椅子とテーブル
座面から天板までは28センチと一般的な高さ

座面は44センチ

テーブルの高さ72センチとも合っているのでパソコン作業や物書きもしやすいです。

椅子はよくあるまっすぐとした形ではなく、ややくぼんだ座面になっています。

クッション性はとても高いわけではなくほどほどといった感じ。

くぼみに体が収まってくれてちょっとしたフィット感もあるので座り心地は良く、一日中座っての作業もいけちゃいます。

moda en casaには同じデザインで「ピパベンチ」というのもありましたが、予算の都合で断念。

ベンチは楽天で購入しました。

ピパベンチの4分の1程度の価格でしたが、PUレザーシートの質感も悪くなく、色味もテーブルと合っているのでとても気に入っています。

子ども用や来客時の利用に重宝しています。

>>ダイニングベンチ HOWARD(ハワード)を楽天で見る

まとめ:木とは違う良さがある

座るときの目線の様子
この眺めは私の定位置です

ダイニングテーブルは毎日触れるもの。だからこそ気分の上がる気に入ったものを使いたいですよね。

moda en casaのダイニングテーブルとその椅子たちは、使ってきて一年経った今でもかっこいいと思えるお気に入りの家具です。

個人的には買って後悔したことは一度もありません。

耐久性の高さなど、温もりのある木のテーブルとは違った良さがあるので、長く新品のように使っていきたいと思う方にはセラミックという選択肢もアリでしょう。

一生モノ」という響きが好きな方(私も含む)にもおすすめですよ。

それではまた。

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