ファザーズバッグにおすすめ。アークテリクス「アロー8」レビュー

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子供とのお出かけに必要なバッグ。パパの持つバッグもおしゃれなものが欲しいですよね。

さらに収納力もあって、子供と遊ぶ時や抱っこする時も使いやすいバッグであればとてもありがたいです。

今回ご紹介するアークテリクスの『ARRO8(アロー8)』は、リュックとサコッシュのちょうど間くらいのサイズ感。
ショルダーバッグですが程よいサイズなので、サコッシュ感覚で持つことができます。

リュックに引けを取らない収納力があり、子供を抱っこしながらでも中の物を取り出しやすいので、子供と行動する時のバッグにとてもおすすめです。

子供とお出かけする時には高頻度でアロー8を使ってきましたので、パパのバッグとしておすすめできる点や気になる点をレビューしたいと思います。

もちろんパパだけでなく、マザーズバッグとしてもおすすめですよ!

この記事はこんな人におすすめ
  • おしゃれなパパバッグが欲しい
  • リュック以外のパパバッグを探している
  • アロー8が気になる
ARC'TERYX (アークテリクス)
Contents

身軽になれる!アークテリクスのショルダーバッグ【ARRO8】

リュックまでは必要ないという時にちょうどいいサイズ

リュックとの比較
左:マンティス26 右:アロー8

公園やショッピングモールに行くとき、リュックほどの荷物はいらないな~と思う時はありませんか?
私はかなりの頻度であります。

遊具で遊ぶ時やご飯の時など、リュックだとどうしても嵩張るので少し邪魔だなと思ってしまうのです。

ミルクが必要なくらい子供が小さいうちは、持ち物が多いので物がたくさん入るリュックがおすすめですが、子供が2~3歳くらいになると荷物の量も減ってきます。

そんな時にアロー8はとてもちょうどいいサイズ感。

同じアークテリクスのマンティス26と比べてみると、パッと見のサイズは半分くらい。容量で見るとおよそ3分の1ですが、アロー8は意外に物が入るんです。

リュックよりは小さいけどサコッシュよりはたくさん物が入るので、自分の持ち物と子供に必要なものが十分に収納できますよ。

リュックほど大きくないので、例えばフードコートのようにスペースに限りがある場所でも、椅子の上に置いても邪魔にならないのも良い点ですね。

「とは言ってもまだまだ荷物が多いぞ」という人には、同じアークテリクスの『マンティス26』がとても使いやすいのでおすすめですよ。

リュックよりも物の出し入れが楽

バッグを持った状態
身長170センチの私が持つとこんな感じです

ママバッグやパパのバッグと言えばリュックをイメージする方も多いと思います。

子供に必要な荷物は多く、さらに抱っこもしないといけないとなると、物がたくさん入り両手が空けれるリュックはとても便利です。

しかしリュックの中から物を取り出す時には体の前に持ってくる必要があるため、特に子供を抱っこしていると物を取り出す作業も一苦労です。

物を取り出したいがために子供に降りてもらい、それが原因で泣かれてしまうととても悲しいですよね。

アロー8はショルダーバッグなので、必要な時に簡単に体の正面に回してくることができてリュックと違いバッグの中へのアクセスがしやすいです。

子供に降りてもらわなくてもカバンの中から物の出し入れができちゃいます。
ずっと抱っこできちゃうので自分の腕はパンパンになりますけどね。

アロー8は収納力抜群!

外観と中身

アロー8の容量は名前の通り8Lです。

バッグの中はメイン収納と内ポケット、サイドポケットに分かれています。

メインポケットを開いた状態
メイン収納

メイン収納には4つの内ポケットが付いており、バッグの中でバラバラになりやすい小物類を入れるのに便利です。

手前のポケットはチャック付きで、折りたたみの財布がすっぽり入るくらいの大きさです。

収納の上部にちょうど内ポケットがあるため、底には大きいものを入れ、上には小物をポケットに入れるといった使い方で空間を余すことなく物が入ります。

サイドポケットにはキーホルダーが付いており、内ポケットはありません。

サイドポケットは意外に物が入るので、財布や鍵、ハンドクリームなどの自分の持ち物を入れるのにちょうどいいサイズです。

バッグ底のマチ
マチは広い

収納力の秘密となりそうなのがバッグの底の広いマチ。
この広いマチのおかげでバッグの底には物がたくさん入ります。

バッグが自立した状態
何も入れなくても自立します

さらにマチが広いおかげでバッグが自立します。
置く場所に困らないので、地味にありがたいですね。

子供とお出かけする時の荷物を入れてみた

持ち物の一覧
子供とお出かけする時の持ち物

次に、実際に子供とお出かけする時の荷物を入れてみたいと思います。

例えば、私はショッピングモールに行く時には写真の物を持って行きます。

ショッピングモールへの持ち物一覧
  • 財布
  • エコバッグ
  • リップクリームなどの小物
  • 水筒
  • お菓子
  • アルコール
  • オムツ
  • オムツ用ビニール袋
  • おしりふき兼手口ふき
  • エプロン(二人分)
  • タオル

ご飯を食べない場合や公園に行くときはもう少し荷物は少なくなりますが、たいていはこのくらいの量を持って行きます。

実際にバッグに入れてみると次のような感じです。

メイン収納には主に子供の持ち物を入れています。
マチが広いので嵩張るお菓子も入れることができます。

サイドポケットには主に自分の持ち物を入れています。
子供の持ち物とは分けて収納できるので、物を探す手間がほとんどありません。

実際に物を入れてみると中身はパンパンになりましたが、アロ-8にはこんな量もしっかり入ります。

横から見るとやや膨らんでいる感じはありますが、アロー8の生地は固めで形状が崩れにくいので見た目が不自然に膨らむことはありません。

バッグがパンパンな状態は見た目もカッコ悪いので避けたいですよね。

バッグのショルダーベルト
ベルトの肩に当たる部分は幅が広くなっています

ショルダー部分の厚みは無いですが幅が広い作りになっているため、これだけたくさん物を入れても肩が痛くなりにくいようになっています。

バッグを持ちながら走りまわっても肩へのダメージは抑えらえれます。

アロー8のイマイチなところ

埃が付きやすく汚れが目立つ

バッグに付く汚れ
表面には毛くずなどが付きやすい

バッグの表面はざらざらした素材なので、毛くずなどが引っ掛かりやすくなかなか取れません。
さらに生地も黒いので汚れは目立ちます。

汚れを拭き取ろうとウェットティッシュで拭いたら逆にウェットティッシュの繊維がたくさんこびりついてしまう、そんな生地感です。

そのため汚れが気になる人にはちょっとストレスになるかもしれません。

ただ子供を抱っこしていたりするとどうしても汚れてしまうので、そのあたりは気にせずに使っていきたいと思います。

バッグの入り口が硬い

バッグを開いた状態
これ以上開こうとすると少し力が要ります

しっかりとした生地感の為全体的に硬めなアロー8ですが、特に入り口付近が硬く、大きい物を入れる時に少し入れづらいなと思う時があります。

じゃがりこを入れようとすると高確率でチャックのところに引っ掛かります。

写真の状態から手を離すと入り口は閉じてしまうほどの硬さなので、バッグの入り口は手で頑張って広げてあげないと開いた状態をキープできません。

バッグ背面プレート
内ポケット後ろのファスナーの中にはクッションとプレートが入っています

背面にはクッションと一緒にプレートが入っていますので、バッグの硬さはこの辺りも影響していそうです。
気になるようならプレートを取るのもいいかなと思います。

ただこの硬さのおかげで型崩れしないので、物が偏った時に見た目が悪くなることはありません。

アロー8の良いところ

カメラバッグとしてもおすすめ

カメラが取り出しやすい形

バッグにカメラを入れた様子

子供とお出かけする時にカメラを持って行きたい時もありますよね。

しかしリュックに入れておくといざという時に取り出しにくく、シャッターチャンスを逃してしまう。
かといって首からぶら下げているとブラブラして割と邪魔なので子供の抱っこもしづらいです。

そんな時にショルダーバッグのアロー8はカメラバッグとしてもちょうどいいです

やや縦長な形状のバッグなので、レンズを下にして収納したときの収まりが非常に良いです。
持つ部分が上に来るため、必要な時にスッと取り出せて、使わない時はすぐに収納できます。

バッグにカメラを入れた状態
α6400を入れても余裕があります

私の愛用しているソニーのミラーレスカメラα6400を入れていますが、カメラを入れてもまだまだ余裕があるためオムツやおしりふきも入ります。
ちなみに底にはじゃがりこも入るほど余裕があります。

よほど大きなカメラやレンズをたくさん持ち運ばないのであれば大体のカメラは入るのではないでしょうか。

大事なカメラを守るしっかりとした造り

デメリットでバッグが硬いとお話ししましたが、逆にこの硬さがあることで安心してカメラを入れることが出来ます

バッグが薄くてフニャフニャだとカメラを入れた時に心もとないですよね。
地面にバッグを置くときや、抱っこしている子供に蹴られた時にバッグが薄いと中のカメラが壊れているんじゃないかとひやひやします。

アロー8は形状が崩れにくく生地の厚みもあるため、多少の衝撃があってもカメラに傷がつくことはありません。

バッグ自体がカメラケースになるほどの安心感があります。

防水設計

バッグのジッパー部分
止水ジッパーにはラミネート加工もされています

アロー8は防水性が高く、多少の雨であればはじきます。さらにチャックは全て止水ジップになっているので、内部に水が入り込むこともありません。

外で遊んでいて突然の雨でもカメラが濡れる心配なしです。

2way仕様なので手持ちもいける

バッグの持ち手
持ち手は厚めのベルトで持ちやすい

リュックにしてもショルダーバッグにしても、背負わずに手で持ちたい時って意外とないでしょうか。

アロー8の上部には手持ちが出来るように持ち手が付いています。

この持ち手がなかなか便利で、カバンを持ち出したいときにササっと持つことが出来ます。

バッグを机に掛けた状態

持ち手にバッグハンガーを引っ掛けることで、フードコートなどでカバンを置くスペースが無い時もテーブルに吊るしておくことができます。

持ち手が付いているショルダーバッグ下手するとビジネスバッグみたいになってしまいますが、アロー8の持ち手はとても自然でおしゃれだと思います。

バッグハンガーは『クリッパ』がおすすめです。

まとめ:普段使いにもおすすめ

今回はパパのバッグにおすすめなアークテリクスのアロー8をご紹介しました。

メリットとデメリットをまとめてみるとこんな感じです。

メリットデメリット
・ちょっとしたお出かけにちょうどいいサイズ感
・リュックに引けを取らない収納力
・カメラバッグとしてもちょうどいい
・2way仕様で手持ちもいける
・汚れが付きやすく目立つ
・バッグの入り口が硬く、大きな物の出し入れがやや大変
アロー8のメリットとデメリット

私は子供とお出かけする時は出来るだけ身軽に行きたいので、荷物もしっかり入るけどリュックほど大きくないアロー8のサイズ感がとても気に入っています。

もちろんアロー8では容量が足りずリュックが必要な時もありますので、場面によって使い分けています。

何よりデザインがかっこいいので子供とのお出かけ用だけでなく、普段使いにもおすすめです。

バッグ選びで悩んでいるパパ、もちろんママも!ぜひ参考にしてみてください。

ARC'TERYX (アークテリクス)

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