結婚して家族が増えると、お金の管理ってだんだんと大変になってきませんか?
毎月ATMに行ってお金を引き出して、またATMに行っては入金や振込みをして。
貯めたいお金も、将来のためや旅行のためなどいろんな目的で考えなければなりません。
そこで今回ご紹介したいのが、お金の管理を簡単にしてくれるネットバンク『住信SBIネット銀行』です。
「メインバンクが地方銀行だから使いづらいんだよな」ってあなたも。サブバンクとして使うことで面倒な作業を全部自動でやってくれるんです。
ATMでの手数料や待ち時間も気にする必要がなくなり、時間と気持ちにかなり余裕ができましたよ。
というわけで今回は『住信SBIネット銀行』をレビュー。
『住信SBIネット銀行』でできることやメリット・デメリット、おすすめな使い方などを紹介します。
入出金や振り込みを毎月行っている人は使って損なしですよ。
メリット | デメリット |
---|---|
自動でお金の移動ができてお金の管理が簡単 コンビニATMが手数料無料で使える 目的別口座が作れて貯金しやすい SBI証券へのお金移動が簡単 カードがなくてもATMが使える | 金利が低い 実店舗がない |
『住信SBIネット銀行』とは
『住信SBIネット銀行』とは2007年に開業したネット専業の銀行です。
普通の銀行とは違い店舗がないのが大きな特徴。
ネットから簡単に口座開設が行えて、スマホアプリを使用してATMが利用できるなど、便利な点がたくさんです。
さらにネット証券のSBI証券とも連携できるので、「SBI証券でNISA始めたいな」と考えている人にとっても便利な銀行なんです。
『住信SBIネット銀行』のメリットとできること
それでは実際に『住信SBIネット銀行』でできることや、使ってみて便利に感じたことを紹介していきます。
コンビニATMが使えて、月5回まで振込や入出金の手数料が無料
私のメインバンクは地方銀行なわけですが、ATMが限定されたり手数料が高かったり何かと不便なんですよね。
『住信SBIネット銀行』なら、セブンやローソンなどのコンビニATMが使用可能。
さらにスマホアプリへのログイン設定を行えば、条件クリアで月5回まで振り込みや入出金の手数料が無料になるんです。
無料になる回数は「スマプロランク」という4段階のランクで決まりますが、ランク2の月5回無料なら、スマホを持っていれば誰でも達成できる条件ですよ。
以前までは地方銀行のATMに出来た長い行列に並ぶことが多かったですが、比較的空いているコンビニATMが使えることで待ち時間なしで利用できるようになりました。
「定額自動入金」と「定額自動振込」で勝手にお金を管理
以前の私は給料が振り込まれると、振込口座から給料を引き出し、生活費用の口座と貯金用の口座にそれぞれお金を入金していました。
しかもそれぞれ銀行が違うので、異なるATMを行ったり来たり。
この入出金の作業が毎月発生していたので、かなり面倒だったんですよね。
でも『住信SBIネット銀行』では、「定額自動入金」と「定額自動振込」というサービスを組み合わせることで、勝手に入出金の作業を行ってくれるんです。
というわけでそれぞれ説明していきます。
定額自動入金
「定額自動入金」は他の口座から『住信SBIネット銀行』へ自動的にお金を入金してくれるサービスです。
最大で5つまで設定することが可能で、しかも手数料が無料。
入金は1万円以上1千円単位で設定できるので、月々に必要なお金を一気に移動することができます。
定額自動振込
「定額自動振込」は『住信SBIネット銀行』から指定の口座に毎月または毎週自動的に振り込みしてくれるサービスです。
毎月であれば1~31日、毎週であれば曜日の好きな日を選べるので、振込先ごとに日付を細かく設定できます。
振込先は10件まで登録可能ですので、駐車場代やお小遣いなど、必要なお金の移動は大体まかなえるでしょう。
ただし振込手数料は無料回数を超えると一回77円かかるので注意してくださいね。
「定額自動入金」と「定額自動振込」の活用方法
これらの2つを組み合わせることで、給与振り込みの口座から『住信SBIネット銀行』を介して好きな口座へとお金を移動できます。
私の場合は自身の給与振り込みの口座から「定額自動入金」でお金を引き出し、「定額自動振込」で3か所への口座振り込みを行っています。
今までだと全部で4か所もATMを回る必要がありましたが、今ではATMに行かない月もあるほどです。
「目的別口座」と「自動振替」で自動的に貯金
お金を貯めるなら「先取り預金」が良いって聞きますよね。
将来の子供のため、家族で行く旅行のため、毎年やってくる保険料や税金への備えなどなど。
そんな時に『住信SBIネット銀行』の「目的別口座」と「自動振替」がとても便利なんです。
代表口座とは別に10個まで好きな口座が作れ、金額とタイミングを設定すると代表口座から目的別口座に自動でお金を移してくれます。
自動でお金を移してくれるので、使いたい誘惑に負けることなくお金が溜まってくれてほんとに助かる。
お金が必要になったらコンビニですぐに引き出せるし、スマホでそのまま振り込むことも可能。
私は以前まで現金を封筒貯金していましたが、「自動振替」をすることでお金管理の作業がかなり減りましたよ。
「ハイブリッド預金」でSBI証券の残高にすぐ反映
新NISAも始まり、投資を始めてみた人、これから始めようと思っている人もいることでしょう。
ネット証券で人気の「SBI証券」を利用するのであれば、『住信SBIネット銀行』と連携させることで買い付けがとても簡単に。
アプリ内で「ハイブリッド預金」にお金を移動させれば、SBI証券の残高へ自動で反映されてそのまま買い付けることができます。
証券会社によっては、振り込み作業が必要になってくるものもありますが、そんな手間なく利用することができます。
先述した「自動振替」は「ハイブリッド預金」へも設定できるので、決まった資金を毎日・毎週・毎月自動で仕分けることだってできるんですよ。
アプリだけで振込や入出金が行える
キャッシュレスが進んだこの時代、持ち運ぶカードは最小限に抑えたいものです。
『住信SBIネット銀行』ではATMでカードを使わなくても、アプリで入出金ができます。
方法はスマホでコンビニATMのQRコードを読み取るだけなのでかなり簡単。
スマホキャッシュレス派の人も、もしもの時でも現金が引き出せますよ。
ただしアプリで引き出せるのはセブン銀行とローソン銀行だけなので、その点は注意しましょう。
『住信SBIネット銀行』のデメリット
個人的には良いことばかりの『住信SBIネット銀行』ですが、あともう一歩って感じるところも紹介していきます。
金利は高くない
『住信SBIネット銀行』の普通預金金利は0.02%。
「ハイブリッド預金」に移せば0.03%とわずかに上がりますが、特別に高いわけではありません。
そのため預金用の銀行としてはやや物足りない印象です。
ただ『住信SBIネット銀行』の本領はメリット部分でも挙げた使い勝手の良さ。
「預金する銀行」ではなく「お金を管理する銀行」として活用していくのがおすすめです。
しかしなんと、2024年10月1日より普通預金金利が0.1%に改定するとのこと。
そうなれば預金用の銀行としても十分に使えますよ。
実店舗がない
『住信SBIネット銀行』はネット専業の銀行なので、一般的な銀行とは違い実店舗がありません。
作業は基本的にスマホかATMでする必要があるので、店舗に慣れている人にとってはちょっと悩む部分も出てくるかと思います。
ただ電話やメールでのサポートはしっかり対応してるので、大きく困ることはないはず。
店舗って行くのが面倒だったり、待ち時間が長かったりと意外と大変なので、自宅から問題解決できると考えると逆に便利かもしれませんよ。
『住信SBIネット銀行』はこんな人におすすめ
最後にわたし目線で『住信SBIネット銀行』がおすすめできる人をまとめてみました。
- 毎月の振り込みや預金の作業が大変と感じている
- ATMの待ち時間や手数料が気になってしまう
- 生活費も預金も同じ銀行口座を使っている
- SBI証券を使っている
個人的にはやっぱり、自動でお金を移動してくれるのが一番助かるポイントです。
『住信SBIネット銀行』のおかげでどれほどの時間を節約できていることか。
空いた時間を有意義な時間に使えますよ。
『住信SBIネット銀行』のレビューまとめ
今回はお金の管理を簡単にしてくれる銀行、『住信SBIネット銀行』をご紹介しました。
預金や振込みなど、日々の暮らしで必要なお金の管理。
毎月必要な作業だからこそ、負担はできるだけ減らしたいですよね。
『住信SBIネット銀行』を使うことで、仕方なく払っていた手数料や作業時間のほとんどが減らせます。
口座開設は自宅で簡単に出来るので、気になる人はぜひ取り入れてみてくださいね。
メリット | デメリット |
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自動でお金の移動ができてお金の管理が簡単 コンビニATMが手数料無料で使える 目的別口座が作れて貯金しやすい SBI証券での買い付けが簡単 カードがなくてもATMが使える | 金利が低い 実店舗がない |
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