出産準備を始めると、ベビーベッド、抱っこ紐、チャイルドシートなどなど、必要かどうか迷うアイテムがたくさんあるんですよね。
値段が高かったり、使わなかったらどうしようと考えるアイテムも多いはず。
我が家も3人の子供を育ててきていますが、正直いらなかったなというものもあります。
というわけで今回は、出産前に買うか迷いやすいベビー用品10選を、実際の使用感をもとにパパ目線で必要かどうかをまとめてみました。
特に地方で車移動の多い家庭には参考になるはずなので、「買ったけど使わなかった」という後悔をする前にぜひチェックしてみてください。
必要か迷うベビー用品10選
ベビーベッド

メリット | デメリット |
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上の子や掃除機から避難できる ベビーサークル代わりの使い方ができる | 大きくて邪魔 おむつ替えなどの作業がしづらい 寝てくれるわけではない |
赤ちゃんの寝る場所をしっかり確保できますが、価格も高いし部屋のスペースも取るのがベビーベッド。
我が家も出産前に購入しましたが、正直無くてもよかったかなと感じています。
ほとんどが後述のハイローチェアで寝ていましたし、夜もママの横の布団で寝ていたので使う機会がとても少なかったです。
なので最初は買わずに試してみて、どうしても必要と思えば購入を検討するのがいいでしょう。
もしベッドを買うのであれば、Apricaのココネルエアーがちょっと重いですがコンパクトに畳めて収納もしやすいのでおすすめですよ。

ベビー布団セット
メリット | デメリット |
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赤ちゃん専用サイズで使いやすい 全部そろっているので必要なものがすぐ使える | 枕や掛布団はほぼ使わない |
セットで買えば全部揃っているので、「とりあえず買っとくか」と考えるのがベビー布団セットです。
我が家はベビーベッドと一緒に布団セットも買いました。
ただベビーベッドで寝ることもほとんどなく、寝たとしても使うのは敷布団くらいだったので、わざわざセットで買う必要はなかったなと感じています。
我が家の3人目の赤ちゃんは布団を使わず、neomamaismのベッドインベッドをフル活用中。

neomamaismのベッドインベッドは省スペースでも添い寝が出来るので、買ってよかったアイテムです。
これがあればベッドも布団もいらないかも。

ハイローチェア

メリット | デメリット |
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寝かしつけしやすい 目の届く場所に赤ちゃんを置ける 高さを調節できる | 揺らしても寝ない時が多い 大きくて収納が大変 転落リスクあり |
ゆらゆら揺れてくれる椅子がほんとにいいの?と半信半疑だったハイローチェア。
我が家はCombiのネムリラ(手動)を購入しまして、3人とも毎日使っています。これは買ってよかった。
予算の関係で手動タイプにしましたが、電動でも寝るかどうか分からないので、個人的には手動でも十分だと感じています。
床や布団よりも寝かしつけがしやすいので、お昼寝はほとんどハイローチェアでしているほど。
寝かしつけもしやすいし、ワンオペ中でも目の届く場所に置いておけるので、ママパパの負担を減らすためにもおすすめなアイテムですよ。
バウンサー

メリット | デメリット |
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赤ちゃん自身の動きで揺れてくれる 狭いスペースでも置ける コンパクトで収納が楽 | 長時間睡眠には向かない うんち漏れしやすい |
果たしてバインバイン揺れる椅子で機嫌は良くなるのか?とこちらも半信半疑だったのがバウンサー。
いざ使ってみると生後1ヵ月~1歳を過ぎるくらいまで大活躍でした。ちなみに買ったのはRichell製。
合う合わないはあると思いますが、我が家の息子2人はバウンサーに乗せると落ち着いてくれたので、抱っこの代わりにずっと乗せていました。
ただお尻が圧迫されるからか、うんちをすると5割くらいの確率でおむつから漏れていたのでそのあたりは気を付けましょう。
ちょっとの間一人で機嫌よくしてほしいなと思う場面で特におすすめです。
Richell製は少し角度が急でして、ベビービョルン製の方が座り心地が良さそうだったので、予算がある人はこちらもおすすめです。(我が家も次買うならこっちにします)
ベビーカー

メリット | デメリット |
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抱っこせずに長時間移動できる 荷物置きになる 移動中に寝かせられる | 大きくて収納に困る |
地方暮らしだし車移動なので、そこまでいらないかもと思っていたのがベビーカーです。
いざ子どもとお出かけしてみると、ショッピングモールでの買い物などちょっとしたお出かけでもベビーカーが無いと大変だと実感しています。
結局抱っこで使わないことも多いですが、荷物置きにも出来るので、荷物の増える新生児時期には特に必須なアイテムでした。
我が家が選んだのはコンビのスゴカルシリーズですが、主に車移動だと街中を長時間歩くわけではないのでスペックは十分でしたよ。
回転式チャイルドシート

メリット | デメリット |
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乗せ降ろしがラク 移動中でも向きを変えられる | 車内を圧迫する 座面が狭く使える時期が短い |
回転式のチャイルドシートは値段が高いので、高機能なものが必要なのかと迷うところ。
我が家はママの車で回転式、私の車には固定式を付けていますが、回転式の方が乗せ降ろしが圧倒的に楽で、腰への負担が全く違いました。
乗せやすい位置に調整できるし、車内で泣いた時も向きを変えてあやすことも出来ます。
価格も高く座面が狭いので使える時期は短めですが、パパママの負担を考えると最初の一台やメインの車へは回転式がおすすめ。
地方で車移動メインだと使用頻度が高いので、しっかり投資してよかったと感じています。

長期間チャイルドシート付けると意外に車のシートへダメージがあるので、保護マットも付けておくのがおすすめ。

ベビーバス
メリット | デメリット |
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清潔なお風呂で洗える 赤ちゃんに合ったお湯がためられる | 使う期間が短い 場所をとる |
毎日の沐浴は必須なので、我が家も1人目は簡易式のベビーバスを買って使っていました。
ただお風呂場で使うと腰が痛くて辛かったので、2人目からはスポンジマットを使って洗面台で沐浴しています。

沐浴をしっかりするのは1ヵ月程度だったので、ベビーバスを準備するにしても安い簡易タイプやレンタルなどで十分だと思います。
我が家では沐浴が終わると、Richellのお風呂マットを使っています。

寝かせやすいし洗いやすいのでこれは結構おすすめ。

プレイマット

メリット | デメリット |
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転倒しても頭や体を守ってくれる 汚れてもサッと拭けて清潔に使える 防音効果がある | 家具や掃除の邪魔になる 見た目がイマイチなものが多い |
一人目の時は厚めのしっかりしたラグで過ごしていましたが、ミルクの吐き戻しやうんち漏れで汚れることが多く洗濯が大変でした。
かといって洗濯機に入るような薄いラグだと転んだ時に怖いなと思ったので、結局プレイマットを導入。
意外に長期間使うので、安いジョイントマットよりも、少し高いけど継ぎ目のない丈夫なマットの方が合ってました。
リビングで遊びまわるなら大きめの物がおすすめです。

抱っこ紐

メリット | デメリット |
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腕が疲れない 抱っこ中でも両腕が空く 赤ちゃんを落とす心配がない | 夏は暑い トイレに行きづらい 長時間だと疲れる |
両手を空けながら赤ちゃんを抱っこできる抱っこ紐は、使う頻度が高いので必須でした。
個人的にはエルゴベビーなどの機能性の高い抱っこ紐が使いやすかったですが、ママは軽くておしゃれなKonny推しだったので、そのあたりは好みが分かれそうです。


歩くようになると着脱が簡単で手軽に抱っこできるヒップシートが便利だったので、様子を見ながら検討してみるといいでしょう。
おむつ用ゴミ箱
メリット | デメリット |
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臭いが漏れにくい おむつ替え後の処理作業が減る | 専用カートリッジにコストがかかる おむつが終わると使わなくなる |
おむつ用ゴミ箱はうんちの臭いをガードしてくれるけど、わざわざ専用のゴミ箱が必要かは悩むところです。
個人的には専用じゃなくていいので、蓋が付いている20Lくらいのサイズのものを、おむつ替えスペースの横に設置するのがおすすめ。
我が家も専用のゴミ箱ではなく無印良品のゴミ箱を使っていて、臭い対策にはおむつ袋を使用中。

このセットで十分やっていけています。
おむつ袋はしっかり臭いをガードしてくれるし、外出先でも使えるのでおすすめですよ。
まとめ
出産準備で迷いそうなアイテム10個について、3人を子育てするパパ目線で要る要らないをまとめてみました。
簡単にまとめると以下の通り。
ベビーベッド | 無くてもいける |
ベビー布団セット | セットじゃなくてもいいが、敷布団やマットは最初に準備したい |
ハイローチェア | 最初からあると寝かしつけがラク |
バウンサー | 首が座ってきたらあるとラク |
ベビーカー | 外出するようになったら必要 |
回転式チャイルドシート | 乗り降りがラクになるので最初の一台は回転式がおすすめ |
ベビーバス | 洗面台で洗えるなら要らないかも |
プレイマット | 転倒が怖い、ラグを汚したくないなら必要 |
抱っこ紐 | 首が座ってきたら必須 |
おむつ用ゴミ箱 | 専用じゃなくて普通の蓋つきごみ箱で充分 |
生まれた直後から絶対必要なベビー用品って意外に少ないので、最初は最低限の準備に留めて、様子を見ながら買い足していけば良かったなと感じています。
ただし家庭の環境や赤ちゃんの性格、パパママの感じ方はそれぞれ。今回は我が家の場合ですので、あくまで参考程度に捉えていてくださいね。
個人的にはパパママが少しでも楽になるものは必要だと思うので、自身の状態をしっかり把握しながら検討してみてください。
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