「子供を寝かしつける時間がとてももったいなく感じてしまう」
「寝かしつけの時間に読書したいけど部屋が暗い」
夜に子供と寝るようになってから、寝かしつけの時間に何もできないことが多く、ついスマホを構ってしまう自分にとてもモヤモヤしていました。
そこで暗い部屋でも本が読めて、さらに目に優しいという電子書籍端末『Kindle Paperwhite』を購入してみたのです。
寝かしつけ時間が読書時間に変わることで、モヤモヤした気持ちも無くなり、逆に自分の為の時間に変わってくれました。
というわけで今回はAmazonの電子書籍端末『KindlePaperwhite』をレビュー。
今まで紙の本派だった私が電子書籍に変えた理由や、電子書籍に変えてみてどうだったかというところを紹介します。
- 寝かしつけ時間がもったいない
- 『KindlePaperwhite』でなくスマホじゃダメなの?
- 電子書籍って紙に比べてどうなの?
って思っている人はぜひ参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
暗い部屋でも快適に本が読める 本棚がスッキリする 本よりもコンパクトに持ち運べる | 動きがカクカクする 収集癖が満たされない |
『KindlePaperwhite(第10世代)』の外観と出来ること
私が購入したのは3年前、第10世代(2018年モデル)の『KindlePaperwhite』です。
現在買えるのは、2021年に発売した第11世代なので、端末の紹介はさくっといきましょう。
外観と特徴
まずは外観から。
本体は167×116×8.18mmで文庫本とほとんど同じサイズ感です。
重さも文庫本並みの182g。
本に比べて厚みがない分、カバンに忍ばせて毎日でも持ち運べます。
私は画面を傷付けたくなかったので、Amazon純正のカバーを付けて使っています。
開閉するだけで自動的にスリープをオン・オフしてくれるのでなかなか便利。
カバーの間に指を入れて使えばスマホリングみたく持ちやすくなるので、結構気に入っています。
『KindlePaperwhite』の画面には「E-ink(イーインク)」という技術が採用されており、とにかく目に優しくて文字が読みやすい。
まじで本物の紙と間違えてしまうほど、自然な読み心地です。
最後に私の持っている第10世代と、最新モデルの第11世代のざっくりな違いをまとめてみました。
画面が大きくなったことと、何より充電ケーブルがUSB-Cに対応したことが目立ったポイントでしょうか。
KindlePaperwhite 第10世代 | KindlePaperwhite 第11世代 | |
---|---|---|
ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ |
サイズ | 167×116×8.18mm | 174×125×8.1mm |
重量 | 182g | 205g |
容量 | 8GB/32GB | 8GB/16GB |
充電ケーブル | micro USB | USB-C |
フロントライト | LED5個 | LED17個 |
『KindlePaperwhite』で出来ること
『KindlePaperwhite』にはいろいろと機能が付いていますが、その中で私が特に便利に感じた部分をご紹介します。
辞書機能
本を読んでいると読めない漢字や分からない言葉が出てくることはないですか?
『KindlePaperwhite』には「辞書機能」が付いているので、分からない言葉はその場で調べることができるんです。
スマホで調べるのが面倒だからと、分からないまま読み進めることもなくなりますよ。
しおり機能
本に挟むしおりのような機能で、気になったページを登録しておけばいつでもそのページに移動することができます。
あとから読み直したいページって案外たくさん出てくるので、気になるページを気軽に追加できるのは便利です。
紙の本やスマホでなく『KindlePaperwhite』を選ぶ理由
『KindlePaperwhite』は便利な機能が付いているものの、基本的には「ただ本を読むだけ」の端末です。
でも値段はそこまで安くない。
スマホでも読書できるのに、それでも私が購入したのには以下の3つの理由があったからです。
- 寝る前の真っ暗な部屋でも本が読みたい
- スマホだと目が疲れる
- 部屋のモノを減らしたい
というわけでここでは、私がわざわざ『KindlePaperwhite』を購入した理由や、実際に使ってみてどうだったのかというところをご紹介します。
寝る前の読書に最適
私が『KindlePaperwhite』を買って一番良かったと思うことは、真っ暗な部屋でも目が疲れることなく本が読めるということ。
子供の寝かしつけている時のあのもったいない時間。運が悪ければ2時間くらい動けない時もあります。
そんな時に『KindlePaperwhite』があれば、今までもったいなく思っていた時間も読書時間に変わります。
読書をすることで、寝る前に長時間スマホを見てしまうあの罪悪感もありません。
画面には光が直接目に入ってこない「フロントライト方式」が採用されているので、真っ暗な部屋でも目が疲れにくいのもありがたいところ。
読書好きの人であれば、寝かしつけの時間が楽しい時間になること間違いなしですよ。
本棚がスッキリ
『KindlePaperwhite』には何冊もの本が保存できるので、部屋に本が増えず、本棚が最低限で済みます。
よくよく考えると、家具で部屋を占領されて狭い思いをするのはもったいないですもんね。
『KindlePaperwhite』を買ってからはほとんどを電子書籍で買うようになり、電子書籍で買えない本や気に入っただけ紙で保管するようになりました。
部屋がとてもスッキリするのに、本はたくさん所有できるという状態にできるところがとても気に入っています。
さらに『Kindle Unlimited』を使えばちょっとだけ気になっている本を読み放題で見れるのが便利。
定期的に「2か月99円」などのキャンペーンを行っているので、その期間を狙って加入してみるのもおすすめです。
私は通常価格の980円がちょっと高いと感じちゃているので、キャンペーンめがけて使っています。
気になる本を値段を気にせず読みまくれるので、めちゃくちゃお得ですよ。
『KindlePaperwhite』の気になるところ
紙の本とは違う良さのある『KindlePaperwhite』ですが、使っているとやっぱり気になる点もあります。
動きがカクカク
画面をタップするとページがめくられますが、一昔前のスマホのようにワンテンポ遅れて動きます。
普段スマホの反応の早さに慣れているので、どうしてもじれったく感じてしまうんですよね。
でもご安心を。最新のKindlePaperwhite(第11世代)は動作が改善され、20%も動きが早くなっているとのこと。
第10世代でも使っていけば慣れていくので、最新の端末はほとんど気にならないかもしれませんね。
収集癖が満たされない
「気に入った本は本棚に並べておきたい」という、収集癖のある人もいるのではないでしょうか。
『KindlePaperwhite』に限った話ではないですが、電子書籍で本を読むようになると、そんな所有感がいまいち満たされづらいです。
実は私も本をたくさん並べておくのが好きな方でしたが、
- 本が増えると置き場所に困る
- そこまでたくさんの本を読み返さない
といった理由から、今では電子書籍に乗り換えて良かったと思っています。
「基本は電子書籍でデータ保管して、気に入った本は紙で残す」といった使い分けがちょうどよかったです。
『KindlePaperwhiteシグニチャーエディション』との比較と選び方
全部で5種類あるkindle端末ですが、私が一番おすすめなのは今回ご紹介している『KindlePaperwhite』。
実はよく似た『KindlePaperwhiteシグニチャーエディション』というモデルもあるので、それぞれの違いと選び方を解説していきます。
KindlePaperwhite 第11世代 | KindlePaperwhiteシグニチャーエディション | |
---|---|---|
価格 | 【広告あり】 8GB:16,980円 16GB:17,980円 【広告なし】 8GB:18,980円 16GB:19,980円 | 【単品】 21,980円 【ワイヤレス充電スタンド付き】 24,460円 |
容量 | 8GB/16GB | 32GB |
重量 | 205g | 207g |
ワイヤレス充電 | × | 〇 |
充電ケーブル | USB-C | USB-C |
色調調節ライト | × | 〇 |
防水 | IPX8等級 | IPX8等級 |
広告 | あり/なし | なし |
通常モデルでも十分な機能ですが、シグニチャーエディションはより高機能になった感じ。
大きく違う点は以下の通りです。
- ストレージ容量
- ワイヤレス充電の有無
- 色調調節ライトの有無
- 広告の有無
「ワイヤレス充電を使いたい」「少しでも快適に読書したい」という人はシグニチャーエディションもありだと思います。
ただ個人的には通常モデルでも十分。
KindlePaperwhiteは電池持ちが良く充電の機会も少ないので、わざわざ高いワイヤレス充電スタンドを買う必要は無いかなって思います。
じゃああとは「容量や広告はどれがおすすめなの?」っていうところですが、私的には以下の通り。
容量 | 小説などの活字メイン:8GBで十分 漫画メイン:16GB以上がおすすめ |
広告 | スマホの広告が苦手な人は「広告なし」がおすすめ |
ちなみに私は「通常モデル(広告なし)・8GB」を使っています。
小説やビジネス書を読むことが多いですが、容量不足も気にならないので十分満足しています。
予算や自分の使う場面に合わせて選んでみてくださいね。
まとめ:寝かしつけを読書時間に
今回はAmazonの電子書籍端末『Kindle Paperwhite』について紹介しました。
私的な一番のおすすめポイントは、
子供を寝かしつけする時、真っ暗な部屋で目の疲れを気にせずに本が読める
というところ。
もはやこのためだけに『KindlePaperwhite』を買ったといってもいいでしょう。
「本棚をスッキリさせたい」「本をたくさん読みたいけど荷物は減らしたい」と思っている人にはもちろんおすすめ。
でも「読書したいけど、子供の相手をしていて時間がない」と思っている人には特におすすめしたいアイテムです。
ぜひ寝る前の時間を、自分の為の充実した時間に変えてみてはいかがですか?
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